プリザーブドフラワーは、生花の柔らかな質感と鮮やかな色を長時間保つことができるように加工されたお花です。水を与える必要がなく、数年その美しさを保つことができます。生花のように水を与える必要がないので、プレゼントされた方に管理の負担がなく、お祝いやギフト、お見舞いなど、様々なシーンの贈り物に最適です。
皆さん、プリザーブドフラワーのアレンジメントはよく目にすると思いますが、プリザーブドフラワーのお花がどのように販売されているかご存知ですか?
プリザーブドフラワーは生花から自分で作ることもできますが、ほとんどのお花屋さんではプリザーブドフラワー加工されたお花が箱で販売されているものを使用しています。
このように1輪ずつ傷がつかないように、箱に入れられて販売されており、一般には福岡ではサンカクヤなどの手芸屋さんで購入することができます。
プリザーブドフラワーは、茎が短いため、ワイヤリングをして自分で茎を作りますが、お花はそのままアレンジメントに使用しているお花屋さんがとても多いのですが、ご覧のとおり、プリザーブドフラワーのバラはわりとつぼみの状態なんです。
このまま使うなんでもったいない!
ひと手間加えて、開花させることで、直径 約5.5cmのバラがなんと、直径7cmにも大きくなるんですよ!!
開花させたバラはより生花に近く、生き生きとしています。このひと手間を加えるか、加えないかで、素敵なアレンジメントになるかが決まると私は思っています。
プリザーブドフラワーはよく値段が高いと言われることがあります。もちろん生花よりはいいお値段しますが、「管理方法次第で5~6年以上もきれいな状態で楽しむことができること」 「お花1輪1輪にワイヤーをかけたり、開花させたり、とても丁寧に扱われていること」 を考えれば、私はそんなに高くないと思います。
私は生花も大好きなので、記念に残る贈り物として、プリザーブドフラワーをより生花らしくアレンジすることを心がけています。プリザーブドフラワーのアレンジメントをご自分で作られている方はぜひ開花されることにチャレンジしてみてください。
Yuanでは6月より、アトリエにて、プリザーブドフラワーレッスンを開く予定です。
レッスンでは、プリザーブドフラワーを趣味で楽しむコースだけでなく、基本から学びたい方のために、このような開花方法などお教えするコースも用意しようと考えております。レッスンの詳細は決まり次第、こちらのブログにて発表しますので、お楽しみに!